Bi-Bo-6

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記憶を記録 feat. 宇田川藍

NEWSWEEK '10 6.16

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 6/16号 [雑誌]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 6/16号 [雑誌]

  • 日本と中国どっちが大事?

アメリカにとってアジアで最も重要なパートナーは中国。日本の外務省が米調査会社ギャラップに委託して、アメリカの政財界や学会、マスコミ関係者ら有識者202人を対象に行った最新調査の結果だ。日本を抜いて中国が選ばれたのは、1985年以来初めて。経済・外交面で台頭してきた中国の勢いを反映している。
54%――2008年にアメリカにとって最も重要なアジアのパートナーは日本だと答えた有識者の割合。
38%――2008年に最重要パートナーは中国だと答えた割合。
36%――2010年に最重要パートナーは日本だと答えた割合。
56%――2010年に最重要パートナーは中国だと答えた割合。

「世界のコンピューター産業が発達しているのは、月額にしてわずか300?ほどの給料と引き換えに、1日12時間も工場の組立ラインで働く人たちがいるからにほかならない(工場労働者の月給は、そうした工場で生産されるハイテク機器が先進国の市場で売られている価格にたいてい満たない)」
「富士康の巨大な工場施設はどれも1つの町のようになっていて、それぞれの施設で何十万人もの従業員が寮生活を送っている。そのほとんどは10代後半から20代前半。多くは中国農村部からやって来た出稼ぎ労働者だ。」
中国人ビジネスマンは言う。「もはや私たちにはイデオロギーはないし、何を信じるべきなのかも分からない。かつて私たちはアメリカンドリームを自由化、開放、成長を象徴するものだと思っていたが、アメリカは経済危機に見舞われた。そのことで証明されたのは中国の強さ。これから私たちはどこに向かえばいい?」
「今の中国はストレスだらけだ。職場でも家庭でも、自分の気持ちの中にも「頑張れ、成功しろ」という強烈なプレッシャーがある。おまけに警察や政府に頼らず、誰もが自分で問題を解決しなくてはならない。」

「このデフォルト活動は華麗なオーケストラに紛れ込んだノイズどころではなかった。むしろこれこそが真の交響曲で、その演奏には一般の精神活動に関わる脳の活動の20倍ものエネルギーが使われているという。」
「「デフォルト中の脳は次に外界で何が起こるかを周到に予想」し、実際に刺激が届いたとき迅速に反応できるよう準備しているのだと考える。運動皮質はデフォルト状態でも、いつどこかからボールが頭を目がけて飛んできてもとっさによけられるよう備えている。」

「「戦争が極めて恐ろしい経験であるのは、悪いことではない。」と、南北戦争の南軍の司令官を務めたロバート・リー将軍は述べた。「そうでないと、われわれは戦争が好きになってしまう。」

  • 戦争ポルノ

「この手の動画はハイテク戦争の最も残酷な側面を歪曲し、フェティシズムの対象に変える。」
「「こうした動画の視聴者は大抵の場合、情報を得ることではなく娯楽を目的としている。」と、国際政治学者でハイテク戦争に詳しいピーター・シンガーは言う。「兵士が『戦争ポルノ』という言葉で呼ぶのは、どこかでこれは正しくないと感じているからだ。」