Bi-Bo-6

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記憶を記録 feat. 宇田川藍

「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」 - 21_21 DESIGN SIGHT

フランク・ゲーリー 建築の話をしよう

フランク・ゲーリー 建築の話をしよう

企画展「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」
(一部展示を除き撮影可)

ミッドタウンは冬の盛り。クリスマス仕様のイルミネーション1目当てに大混雑していたけれど、21_21の周辺は人も少なくおだやか。20日の夜は、そのギャップがまたおかしかった。

フランク・ゲーリーの作品はビルバオグッゲンハイム美術館くらいしか知らなかったけれど、なるほど彼は建築家、というよりかは創造家である。




建築家がみな雄弁なのか、それとも雄弁な建築家が目立つのか2。会場内には彼のQuartoが散りばめられている。以下、気になったもの。

母親が赤ん坊を抱く時の腕。それが建築のカーブ、かたちの動きだ。
Like your mother cradled you as a baby. That’s what the curves are, the movement of the forms.


他の分野と比べて建築が持つ固有の特徴は、空間を包み込んでいるということだ。
私が、外皮の操作に熱中するのも、多分そのためだろう。絵画や彫刻とは違うんだ。
For me the most distinctive quality of architecture with respect to other practices is the fact that it encloses spaces. That is perhaps why I tend to concentrate on the maniqulation of the enveloping surfaces: it is for me what distinguishes architecture from painting and sculpture.


私は自己批判的なので、竣工したときはその建物が嫌いでたまらない。
ああすれば良かった、こうすれば良かったとあげつらうので、
クライアントも私を持て余すようです。この状態から抜けるのに数年はかかります。
I’m self-critical, so when the building is finished, I always hate it. It takes me a couple of years to get over it.


完成するとひどいものだが、建設中の姿はすばらしい




フランク・ゲーリーのリビングを再現した壁から、インスピレーションの源泉を共有。「なんでもあり」な状態、雑然としたものを好むようです。


円地文子の「女坂


建物に見えてくる・・不思議なスケッチ。

ベルニーニのしわとミケランジェロのしわの違いがわかるか



マインドマップ、昔良く作ったなぁ







とにかく模型を作って、壊し、また作る。作りながら考えるというか、このハンドメイド感(手作りかつ、非常に有機的なプロセス)が、あれだけ巨大に具現化された建築物からもにじみ出ているのがすごい。それだけ模型に忠実というか、出来上がった建築物はもはや「模型の拡張」にさえ思えた。ひとつの大きなインテリアのようだ。



上はゲーリー事務所。下は展示室。


椅子の作風は機能的でこぢんまりまとまっている感じ。これは安定感もあって好みのかたち。




  1. 東芝プレゼンツ。LEDに命かけてます。

  2. 要は、うるさいのか。