Bi-Bo-6

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記憶を記録 feat. 宇田川藍

NEWSWEEk '10 9.15

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 9/15号 [雑誌]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 9/15号 [雑誌]

中国

「エリート層の生活様式には、贈り物や賄賂、無申告収入などといった形の「グレーな収入」が大きな役割を果たしている。
 だが一方でジニ係数(収入の不平等さを測る尺度)は非常に高く、貧富の差はアメリカ並みというよりもはやブラジル並みのようだ。この格差がいずれ、不動産バブルよりもっと深刻な危機を招くかもしれない。」


中南米はかつてないほど民主化に向かっている。34カ国のうち、キューバを除くすべての国が立憲民主国家。開かれた選挙、独立した司法と立法、そして表現の自由を法律で保障している。」
「政府と市民の意識のギャップが広がっているのはドイツだけではないが、この国ほどメディアと政治家がタブーに縛られている国は珍しい。そのせいで、なにを発言することが許されるのかという議論に終始し、問題そのものの議論が深まらない。」
「社会ダーウィニズム論」
「農家に生まれて労働者の英雄となったルラが大統領に選ばれたことは、ブラジルが特権階級や権力者だけの国ではなく、多種多様な意見を国のリーダー選びにも反映できる民主主義国であることを証明する出来事だった。さらにルラは昨年、3期目に立候補できるよう自分の支持者が憲法改正を求めたことに対して、こう述べた。「権力の交代は、民主主義の完成度を測る重要な物差しだ」」
「スターの内部情報や行動、デートや買い物の中身まで知ると、雑誌の表紙で完璧な魅力を振りまき、何百枚ものアルバムを売るような人たちが、自分と似ている気がしてくる。この「知っている」という感覚は、現実の友人に対するようにセレブを厳しく審判する「権利」も与えるらしい。ブログや雑誌の記事が事実とは限らず、本人が真実を全て話すことはめったにないのもお構いなしだ。」
「視聴者の投票で成功した彼女に対し、その倫理性も投票で是非を決めるかのように。」
「その才能や知性から豊かな影響を受けても、彼らの不完全な人生に同意できないとき、私たちファンはどうすればいいのか。そもそも「完璧な人」など存在するのだろうか。」

ジェームズ・ボードウィン

「「罪自体には私はもはや興味がない」とボールドウィンは63年のスピーチで語っている。「私が問題にしたいのは、人が自分の罪を否定すること。これはずっと悪質な問題だ」」
「限界まで自分の内面をさらけ出し、そこからさらに一歩踏み込む」必要があると書いている。


「確かなのは、前作が発表されてから9年間にインターネットの力が強大になり、作家もアイドル並みに私生活を暴かれるようになったこと。ゴシップサイトは女性作家の「セクシー度」を論評し、出版系ブログは作家の印税額ばかりか、使い道まで書き立てる。作家のイメージと切り離して作品を読むことがとても難しい時代だ。」