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日常のあれこれ

羽生善治「将棋は長く続く伝統的な競技だが、盤上で起こっていることはテクノロジーの話。日進月歩しており、時代を経てトレンドが変化していると思う。」

羽生 将棋はもともとインドから始まってるんですけれど、アジアにはその国々の“将棋”が大体あるんですね。だから将棋といっても、たくさんの種類の将棋がある。ただ、日本の将棋は結構独特で、江戸時代は家元制度で家元称号が「名人」として世襲で代々継いでいたりした。茶道とか華道と同じような日本の伝統文化のカテゴリーになります。

ほかの国の将棋は頭脳スポーツという位置づけなので、スポーツのカテゴリーに入ります。これは歴史的な違いなので、伝統的な並べ方や作法やしきたりは、大切に残して良き伝統として次の世代につなげていくのがいいんじゃないかなと。一方で、盤上でやってることはテクノロジーと同じなので取り入れられるものは全部取り入れて進歩発展を遂げていくやり方でいいのかなと思っています。

wired.jp

 

記事タイトルは、竜王戦で勝利し永世七冠を得た12月5日の会見から。駒もルール決まっており、それが変わることのない将棋の世界、攻め方勝ち方には無数のパターンがあるだろうけど大きな「変化」はなさそうにも思える。それでも、羽生さんが言うように、時代(=プレイヤー)が移り変わることでたたかい方に明確な変化が起きるというのだから興味深い。

「従業員の雇用コスト」

 

会社から見た、従業員の雇用コスト

 

今度は、月給から左側を見ておきましょう。左側は、会社から見たAさんの雇用コストの話です。社会保険の事業主負担はAさんからは見えないコストですが、たしかに会社が負担しています。つまり、会社からすると、Aさんの雇用コストは月給として提示している30万円ではなく、そこに事業主負担分を加えた34万5千円になる。

 

なお、実際の雇用コストはこんな金額には留まりません。採用・育成コストやらパソコン・携帯電話のリースやらオフィスのスペースやら、諸々の費用がかかるからです。会社に雇われる際には、そういった費用もひっくるめてもペイするだけの貢献を会社にできるかが問われる、ということは覚えておいて損はないでしょう。一般的には、「給料の3倍稼いで一人前」と言われますね。

 

ただ、その話まで広げると終わらなくなるので、とりあえず雇用コストは34万5千円だということにして、先に進みましょう。

 

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