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日常のあれこれ

NEWSWEEK '11 7.20

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2011年 7/20号 [雑誌]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2011年 7/20号 [雑誌]

「いい気分になるためにアルコールに依存するようになった。/英俳優のダニエル・ラドクリフ――イギリスの男性誌GQのインタビューで、アルコール依存の状態だった過去を告白して。このままではダメだと思い直し、昨年夏からは酒を口にしていないという」
「インラックは国民和解を口にしているが、選挙結果を見れば首都バンコクと南部では民主党が大賞し、タイ貢献党は長年タクシンの地盤だった北部と東北部を制した。」「実際、タクシンは通信ビジネスで巨額の富を築いた億万長者だが、多くの国民に庶民の痛みが分かる人物と思い込ませ、自分を「人々の味方」に仕立て上げた抜け目ない政治家でもある。タクシン派は有権者の望みを探り、それを見つけ出し、願いを叶えた。」「だが「人々のための政治」とは、要するに「アメ」を有権者に配ることだ。」
オバマは既にNASAに対して、最終的にはアメリカ人を火星へ送り込む新たなプロジェクトに取り組むよう要請している。スペースシャトルは、宇宙と地球を往復できる画期的な有人宇宙船として1981年に導入され、国際宇宙ステーションの建設に貢献するなど多くの成果を残した。しかし2度の大事故で14人の宇宙飛行士を亡くす悲劇に見舞われ、巨額の打ち上げ費用や機体の老朽化などの理由から引退に追い込まれた。」
「イギリスはサッカーやゴルフ、テニスなど数々の人気スポーツを生み出した、あるいはルールを制定した国。なのに世界レベルではいつも、いまひとつの成績に終わってしまう。言い訳は多様だ。この国の陰鬱な気候がスポーツ向きではないことや、80年代に政府が経済効率を理由に多くの学校に運動場の売却を促したことなどだ。」
「チリとの赤字は拡大しても、韓国の消費者はワインを安く飲めるになった。そういう消費者の損得を足し引きしてプラスになればいい」
「中国のローエンド製造業は急速に変わりつつある。先月の中国の製造業の成長率は過去28ヶ月で最低だった。原因として考えられるのは、賃金の値上げや原材料価格の高騰だ。また内陸部のインフラ整備が進められているため、広州などに出稼ぎに行かなくとも地元で職が見つかるようになった。広州の工場経営者や労働者は、安価な製品を24時間体制で生産する時代は終わったという。」→次はサービス業?
IMFは米ドル本位制に基づく固定相場制の下、自由貿易を促進するという1944年のブレトンウッズ合意で発足した。もし貿易赤字の支払いができない国があれば、IMFが条件付きでドルの緊急融資を行う。赤字国はIMFに借金を返し、一般の金融機関から新規の長期貸出を受けるため厳しい財政緊縮策を行うことを余儀なくされる――こうした構想だった。」「新興諸国の勝利IMFの敗北だった。IMFの緊縮財政策に対する需要は干上がった。」
「政治家は時間と空間を超えた思考をする必要がある。国民感情に迎合する政治は誤りを犯す、というのが民主主義の基本。」
「人知を超えた存在は自然界の外に存在するものではなく、自然界の奥底にある本質だと私は考えている。」
「『トゥルーブラッド』のバンパイアは、アメリカで1つの「種族」として認知され、差別にさらされながらも人間と共存する。その点では現実のマイノリティーに重なるし、一方では人間が抱える重荷や道徳的ジレンマも思い起こさせる。ポールいわく、重要なのは登場人物に何らかの不安や悩みを抱かせること。「そうすれば狂気じみた行為も許される。視聴者は登場人物に感情移入し、彼らが欲望のまま行動したり失敗したりする姿に夢中になる。」


エル・ブリ: http://www.elbulli.com/