溝端淳平
「でもそんな自分を「それだけではダメなんです」といましめる。映画を観てくださるひとがどう感じるのかを、まず第一に考えるべきなんです、と。役者が気持いいだけの芝居は正解とはいえない。楽しんでもらうことが役者としてしあわせなことだという想いが、そんな反省をさせる。」
「女性が元気で強いのは、社会でも家庭でも映画でも、いちばん平和でしあわせですよね。ぼくの家族も母が強くて、父がやわらかめ。男はひとつごとに集中することには長けているのかもしれないけど、女性は視野が広くて“守る”という意識が強い気がして、そこはかなわない。だから女性に活気があるところは、すみずみまで心配りがゆきとどいている感じがするんです。男は女性の手のひらの上で転がされてるぐらいがいい(笑)。男ばかりが上に立って男が強い社会をつくると、上へ上へという気持ちばかりが優先されて、バランスが崩れやすいんじゃないかな。女性は冷静に考えられるし忍耐強い。男は勢い⁉」
そして最後に男気が光るひと言。
「女性がいきいきとしていられるようにするのが男の器。映画だってそうでしょう? 女性が不幸になる映画は観ていてつらい。『君が踊る、夏』のなかの女性はみんな強いですよ!」
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