![君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061)) 君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061))](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41S0EBkkpOL._SL160_.jpg)
- 作者: 椎名軽穂
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: コミック
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コミックス読みたい。
とにかくきゅんきゅんしっぱなし。
制服!制服!!席替え!!
普通の純恋ものかとおもったら、友情も結構大きくて、青春フルコース。
劇中はいっぱい泣きました。
かなしくてじゃなくて、うれしくて、人の温かみに触れるシーンがとても多くて。
★----
三浦春馬がセクシーだった。
でもたまに「くろぬま!」って呼ぶ声が鼻にかかってた。
鼻にかかってたからセクシーだったのかしら。
友達いわく「あんなに見た目はかわいいのに、男っぽいでしょ?」
ざっつらーい。めっちゃスタイルもいいよね。
相葉ちゃんしかり三浦春馬しかり、こういうギャップには、弱い。
風早くんの笑顔が、「ぺた」って貼った感じがした。モデル的だなと。
心の底から笑ってるって感じでもなかった。
それは多分三浦春馬の笑顔がってわけじゃなくて、風早くん仕様だとも思う。
素でふっつーに笑ってるとこ見たことあるけど、ふっつーに笑ってたから。
千鶴がすっっごく好き。大好き。友達になりたい、好き。
彼女が服見にいくところはなんかデジャブだった、どこかの映画でも似たような展開を見たことがある。
ちずとやのちんがずっとずっと味方でいたことが、この映画の一番下にある土台の部分。
彼女のすごいところ、打ち解ける前の「肝試しさ、貞子にお化けやってもらおうよ!」のセリフにも
全然いやらしさ(例えば他のみんなの貞子に対する接し方)を感じないの。
嫌味とか、困らせようとかっていうわけじゃなくてただお化け=貞子って図式になっただけ、って。
無邪気にさらっと言えてるのが、すごくいいなあと思った。
それからの接し方も本当に2人の優しさが垣間見えてすてきだった。
蓮佛美沙子ちゃん、これで好きになるひと多いんじゃないかなあって思う。1こ下の子だ。
爽子の多部ちゃんは、声がかわいい。
桜の花びらを手に乗せながらほほえむ笑顔もすごくかわいかった。
ていねいで、純粋で、まっすぐで、応援したくなるっていうか、共感するモノローグが多かった。
「付き合うって、どこにですか?」:)
風早くんはただのストーカーだった。
「くるくる…」って思ったら、横から上から下からひょっこり出てくる。
超べったべたな王子様なんだけど、三浦春馬がハマってて二重でうけた…。
ただ、彼の「届いてるのかな、僕の気持ち」という独白だけは…。
やのちんが彼氏とけんかするところ、ちずの恋が終わるところ、が印象的。
もちろんトイレでバトってるところもすごく好きなんだけど。
最初にラーメン屋さんから帰るとき、
ちょっと離れて歩く2人が映りこんでる水たまりのカットが好き。
くるみちゃんが「こんなにかわいいこ、もう二度と現れないんだから」って
ほっぺたふくらませてるところ、好き。
やのちんが屋上でぎゅっと抱きしめるところ、好き。
ひとつひとつの山へのもって行き方がすごく丁寧なので、
感情移入したままその山の連なりを一気に超えていく感じ。
桐谷美玲はSeventeenで見てたときすっごい好きだし超かわいいんだけど、
動くとやっぱりちがうんだなって思った。「アーモンドっぽい女」♥
ただ、やのちんが図書館で怪談借りてきたあと神社のとこで話す2人、
「うちらも友達なのにわからないことばっかりだね☆」の流れ、すっごく説明的だった。
「私たち今から爽子に会いに行きます」宣言がちょっとアレだった。
あの場面だったら言葉がなくてチャリまたぐだけでも充分通じたような気がする。
あと風早くんの心の動きはけっこうてきとー。
もちろん少女マンガだし、片思い同士ってところに最大の胸キュンポイントがあるんだけど、
くるみちゃんに打ち勝つほどの、爽子の人柄の良さというか、もっともっと惚れポイント見せてほしかった。
体育館で龍と話してるところから手引っ張って連れ出す場面は、
超おきまりでにやにやしてたんだけど、その後の流れがいい感じにリアルだった。
「この後の2人気持ちどうなるのかな」って考えたくなるようないいポイントだった。
ちずに幸せになってほしいな
最後、ちゅーしなかったの、すてきな終わり方*