Bi-Bo-6

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日常のあれこれ

Ⅶ音楽 - 小川博司

「〜1960年代であり、その流れのまっただ中にいたのがビートルズだった。ビートルズは、966年の公演以後、公式のライブコンサートをしなかった。彼らはスタジオに籠って曲作りに専念した。テープの回転スピードを若干上げてつなぎ目のピッチの調整をするなど、スタジオにおいてしか創ることのできない曲を作った。もはや、オリジナルの演奏というものはない。スタジオで完成された曲そのものがオリジナルであり、それが大量にコピーされるのである。」

  • CDは1982年に一般向けに発売された。アルバムは1986年、シングルは1989年にアナログディスクを追い越した。1992年にMDが実用化された。
  • MV:アメリカは1980年代半ば。日本は1990年代に専門チャンネルが開局。

「1957年に実験放送、1969年に本放送を始めたFM放送はAMに比べて音質が優れステレオ放送ができるという利点を活かし、音楽放送中心のプログラムを編成し、若者を中心に人気を集めるようになっていた。」
「レンタルレコード店の普及とともに、FM放送はエアチェックの音源としてよりも音楽情報源として聞かれるようになり、FM情報誌はしだいに人気を失っていった。」
アメリカ合衆国では、1920年頃までは、ポピュラー音楽は楽譜を媒体として流行する形態をとっていた。ポピュラー音楽は、家庭で楽譜を見て、ピアノを弾きながら歌われたのである。これは「シート・ミュージック」と呼ばれていた。」

  • 1988年には、バンド活動を支援する雑誌『バンドやろうぜ』が創刊された。

「多くの人々が共通の心情を託すことの出来た歌謡曲の時代とは異なり、現在では、それぞれが<私>の物語を見出そうとする。」