Bi-Bo-6

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日常のあれこれ

羽田空港のおもたせたち

羽田空港T2のSMILE TOKYOで見つけたお菓子たち。

 

その1:(羽田空港限定)ラ・テールの焼きガトーショコラ・ラスク

 

trendy.nikkeibp.co.jp

 

夫が「パッケージがTOP'Sに似てるから…」と言って手に取ったお菓子には、「東京 世田谷」の文字が。もしやもしやと見てみれば、やっぱり。わが町三宿のラ・テールでした!*1

大地の菓子 ラ・テール | LA TERRE ラ・テール

中身は、文字通りガトーショコラのラスクですが、ざくざくと大きめなザラメが丁寧に引いてある。味は結構ビター。紅茶のお供とかにいい感じです。

簡易包装の6枚入648円(税込)がおすすめかな。

 

その2:上野風月堂のゴーフル缶

http://www.fugetsudo-ueno.co.jp/img/catalog/detail/FG-10.jpg

www.fugetsudo-ueno.co.jp


特に空港限定というものではないそうですが、とにかく缶がかわいい!

私はウィーンのDEMELというお菓子屋さんのパッケージデザインがお気に入りなのですが、こういった気品高いデコラティブな装飾にきゅんきゅんします。

www.demel.co.jp

 

 

そういえば、ゴーフルとゴーフレットの違いって何なのでしょうか?

 

 

*1:ラ・テールのパン屋さんは私が高校生の最後に人生で初めてアルバイトをしたお店でもあります。ブーランジェリー ラ・テール | LA TERRE ラ・テール

私がWECを好きな理由

http://www.underconsideration.com/brandnew/archives/24_le_mans_logo_detail.jpg


ル・マン24時間を観ていると、「わーこれだ!WECこそ私の求めてたモータースポーツ!」と思うものがそこにはありました。


F1は確かにかっこいいしドライバーにもタレント性があって非常に華やかな世界なんだけど、まずもってレギュレーションが超複雑ですぐ変わる、そしてドライバーに最適化されたチューニングも含め属人的な要素が大きすぎる、さらに規定の周回数を最も速く走破したドライバーが勝利するためにレースが短時間で終わるし、情勢も一方的なまま終わってしまうことが多い(競り合いや大逆転劇などが毎回起こるわけではない)なあ、などと長らくぼんやり感じていた。


そこへ颯爽とあらわれたWEC!*1
こういうのこそ地上波で観たいのだけど…まあさすがに24時間生中継は無理ですかね…ヨーロッパでは無料の放送で観れるのかな?うちはJ SPORTS3で観ました。

ル・マン24時間レース」のサルトサーキットは1周約13.6kmの長いコースであり、WEC(世界耐久選手権)のサーキットの中ではダントツに速い超高速サーキット。制限される燃料で速く走る効率の良さが求められる。そこに必要なのはチームの技術だけではない、ドライバーの燃費消費を考えたドライビングの工夫も大いに必要になってくる。

そして、24時間の戦いの場面では激しいバトルになることもあるし、その中で周回遅れとなるLMP2のマシン、さらに速度域の低いGTクラスのマシンをいかにうまくかわして行くかも重要なポイントだ。クラス違いのマシンをパッシングする際のリスクは常につきまとい、彼らと絡むアクシデントは絶対に避けなければならない。なおかつ効率の良いドライビングも求められるわけだから、ドライバーは大変だ。
それだけではない。アクシデント発生時にはセーフティーカーが導入され、レースが度々、中立状態になる。その後のレース展開の判断力、チームクルーたちの仕事ぶりは大きくレースの行方を左右する。チームの指揮系統がしっかりしていなくてはならないし、眠る暇もないメカニック達の集中力も必要。総合力、経験など様々な要素が絡み合い、レースが動いて行く。
トヨタ、アウディ、ポルシェの対決は単なるスピード勝負ではない。新時代のル・マン24時間レース!(辻野ヒロシ) - 個人 - Yahoo!ニュース


周回数ではなく規定の時間数走りきることが求められ、その中で何度も起こるピットイン、抜きつ抜かれつの駆け引きとテクニック、ドライバーの交代とマシンのトラブルは順位を大きく変えることもある。レース全体と、スティントごとの評価。
とにかくドラマがてんこ盛り。フルコースでどきどきわくわくが止まらなくて、そして私が、モータースポーツ最大の魅力だと思っているあの轟音を6時間も、24時間も聴いていられる幸せ。LMP1やLMP2ばかりが国際映像には映るけど、その死角で必至に競り合いを繰り広げているGTE Pro及びGTE Amの頑張り。
今年のル・マンはやはりトヨタに勝ってもらいたかったのだけど、でも、「えっ可夢偉どこ?7号車は?えっ、9号車……!?寝て、起きたら順位が変わってた、リタイアしてた!」という体験があまりにも衝撃的すぎて、それでWECに惚れてしまったと言っても過言ではないと思う。一時はLMP2の車が首位を走るという波乱に加え、レース最終盤にはGTE ProにおけるシボレーVSアストンマーチンの米英死闘!*2もう最高でした。後日、J SPORTSの再放送もちゃんと観て深夜〜早朝になにが起こっていたのかキャッチアップしましたよ。
あとまあ車のシェープ的にも個人的にはフルカウルが好きなので*3、LMP, GTEといったクラスの車はちょうどしっくりくるデザインなのかなーと思っています。

先週末のニュル6時間ももちろん観てました(ゴールは深夜2時すぎだったからやっぱり寝てたけど…)。トヨタ、ツイてないと思うけど、でもまたしても予選でポールポジションを獲得した可夢偉さんやっぱり音速。ニュルのコースは高低差とカーブの多さがまたサルト・サーキットとは違っておもしろかった。ポルシェのダウンフォースすごいねって話もあります。

 
2017年のレーススケジュールはこちら。個人的には冬の上海レース気になるな〜。
8月は大会がないので飢えるけど、9月からは3ヶ月で5戦もある。幸せ。

大会名 開催日 サーキット
第1戦 シルバーストン6時間レース 4月16日 シルバーストン・サーキット
第2戦 スパ・フランコルシャン6時間レース 5月6日 スパ・フランコルシャンサーキット
第3戦 ル・マン24時間レース 6月17-18日 サルト・サーキット
第4戦 ニュルブルクリンク6時間レース 7月16日 ニュルブルクリンク
第5戦 メキシコシティ6時間レース 9月3日 エルマノス・ロドリゲス・サーキット
第6戦 オースティン6時間レース 9月16日 サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
第7戦 富士6時間レース 10月15日 富士スピードウェイ
第8戦 上海6時間レース 11月5日 上海インターナショナルサーキット
第9戦 バーレーン6時間レース 11月18日 バーレーン・インターナショナル・サーキット

ジャッキーチェンDCレーシングのオーナーさん、来ないだろうか。
トヨタ・ガズーも頑張れ。下記の記事おもしろいです。
toyotagazooracing.com
 

WEC - 2017 24 Hours of Le Mans - Highlights

*1:FIA世界耐久選手権

*2:アストンマーチンに軍配が上がった

*3:'89年生まれというレッツ&ゴー!!全盛期の世代だから。

20170719

めざせキャッシュレス社会

個人的には、実生活で小銭を持ち歩くメリットを感じたことがない。それこそお店のキャンペーンとかでスクラッチを削るときくらいのものだ。小銭いらずで支払ってなおかつポイントが貯まるなんて、これ以上美味しい話はないんじゃないのかと思うのだが。

クレカ若しくは電子マネーでも良いのでとにかくもっとキャッシュレスに暮らせるようにして欲しい。そのためにはもちろん決済サービスのユーザーが増えることも重要だけど、加盟店の手数料が下がらなくてはだめだ。支払いや送金については、今の日本だと法律上の障壁も多くありそうだ。私はメルカリ事件*1で初めて「ショッピング枠の現金化」という文化を知ったのだけど、先日のCASHの件*2といい、お金にかかわるビジネスは非常にブラックな現実/社会とも向き合わざるをえないところがなんともシビア。

まあ日本でインフラとして浸透するのは相当大変だろうけど、法整備も含め、キャッシュレスへと移行するインセンティブはもっと用意しておいてもいいと思う。例えば、医療系レシートを全て電子化することで確定申告が楽になるとか。

ちなみにスウェーデンは北欧でも最もキャッシュレス化が進んでいるらしい。
キャッシュレス化した北欧の電子決済事情と旅行者への注意点

 

ロサンゼルスの億万長者、ホームレス補助のための税金支払い義務化か

https://jp.sputniknews.com/us/201606092279635/

個人所得が年間100万ドル以上の国民は1所得項目につき1%の追加課税対象となる予定。地元当局によると、税収は年間2億4300万ドル以上になる見込みで、ホームレスの生活の大幅改善が期待される。

このイニシアチブに関する投票は11月に開催される。調査によると、ロサンゼルスの住民の約80%が税を是認している。

今ロサンゼルス郡には約4万6000人のホームレスがいるという。

 BBCで取り挙げられていた話。税率を上げることを認め、人権的にも治安的な意味でも「是正」に向かおうとする意思。まずもってこういうことを「合理的」と言うんだと思います。アメリカの底力、市民力を見せられたなと思わせる記事。

 

3年過ぎたから見えてきたもの

今日は、1年半ぶりくらいのメンバーで夕食だった。

私からするとある種絶対王者といった存在感のある企業人ではあるので、本当にどんな小さな愚痴でも不思議なカルチャーでも、勉強になるというか、純粋に面白く感じるものだ。いずれもオフレコにつきブログに載せられる話などないのだが、それもまた会食の醍醐味。

 

夫婦で会社を起こして3年目*1ということで、今まではなかなか言葉にしきれなかった自社・事業のことも、今夜はなんだかすっきりと言葉にして話せるようになったと思う。聞く方からしたらどのくらい意味のある話だったかは定かではないけれど。。

ここ1年は得意分野(GIS)の開発案件に集中させてもらえたことと、その営業でも比較的ハンドリングできていること、あとは総務・経理の業務を社労士や税理士にきちんと引き継ぎ完了できたことで、本当によい環境におかせてもらっている。これについては社長もとい夫には感謝してもしきれないくらいのことだ。リソースとは人・モノ・カネ・情報、とはよく言うものだが、総合的にいうなら「環境」の一言に尽きる。良いときは「環境が良いんだ」の一言で済むものだし、そうではないと「人が~、モノが~、カネが~、情報が~」と何かしら不満のはけ口を探してしまうものである。適度な外的プレッシャー(競合他社の動向など)は自分らの視野を広げるためにも必要だと思うので、あまり近視眼的にならず、それでも楽観的にこの環境を謳歌しながら仕事を続けていきたいなと素直に思えた夜だった。

 

思えば、去年は1年間ずっとプレッシャーに背中を蹴られ続けて仕事をしてきた。今でこそ笑って話すことができるけど、特に秋冬の期間においては湯船につかりながら張り詰めた気が解けて泣き出してしまうこともしばしば。まさに私の悪い癖であるインプット過多、アウトプット過少(内的プレッシャー)な状態が長らく続き、動脈硬化のごとく詰まってしまった思考回路そのものを、涙でなんとかきれいに洗い流して綺麗にしようとしているようなものだった。

そんな状況が続いて、プロダクト(iOSアプリ、Webアプリ)がやっと5月にリリースされ、6月に本格的な営業が動き、7月にテレビの取材含めお客さんからの良い反応に触れることができ、心身ともにやっと安心・安定することが出来たのかもしれない。

 

怪盗はあざやかに獲物を盗み出す 創造的な芸術家だが、

探偵はその跡を見てなんくせつける ただの批評家に過ぎないんだぜ?

 とはおなじみ怪盗キッド*2のセリフだが、やはり、自分がハンドルを持つ側でありたいとは強く思う。でもそのハンドルが必要以上に肥大化したり、自己を投影しすぎないようにするバランス感覚がなによりも腕の見せどころ。ゆっくりじっくり、されど確かに。

 

本日のお食事

4年ぶりとか…… (@ Bistrot 13区 in Meguro, Tokyo) https://t.co/kKt6G4wL3G

bistrot13区 中目黒

まさかの前職オフィスのそばという大失態チョイスでしたが、とても良い雰囲気のお店です。アラカルトをたくさん頼んだけど値段も手頃に収まったかな。「ラム挽肉とじゃが芋のグラタン」が美味しかった。野菜も◎。但、全席喫煙可とのことで、嫌煙家の方はお気をつけ下さい。

*1:夫は前の屋号から数えるともう6~7年独立してやってますが

*2:名探偵コナンより。元の出典は『ブラウン神父の童心』とのこと。