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日常のあれこれ

世界報道写真展2014

昨年のものですが、展覧会でチェックマークをつけた作品の振り返りを。


もしテーマに対し賞を配分すれば倫理と哲学の問題になり、写真コンテストとしての成功は望めません。私たちは優れた写真に賞を与えることを唯一の指針とすべきなのです。テーマが何であれ、撮影者が重要だと考える問題を、いかに効果的に表現しているか、その達成度を審査しました。鑑賞者を長くひきつける力も重要視し、対話の始まりとなる写真、そして被写体について深く考えさせる作品を高く評価しました。
―Gary Knight(ゲーリー・ナイト) - 『世界報道写真展2014』に寄せて




“Woman disapointed to learn Nelson Mandela’s lying-in-state had already finished”
マンデラ元首相の遺体公開に間に合わず、がっかりする女性)
Markus Schreiber(マルクス・シュライバー)- 世界報道写真展2014(「観察肖像」の部 単写真1位)





“Participants competing at swimming championships in Spain and Australia"
(スペインとオーストラリアで開かれた水泳の大会に出場した選手たち)
Quinn Rooney(クイン・ルーニー)- 世界報道写真展2014(「スポーツ・アクション」の部 組写真3位)





(via Terror at the Boston Marathon - Photos - The Big Picture - Boston.com)
John Tlumacki(ジョン・トゥルマキ)- 世界報道写真展2014(「スポットニュース」の部 単写真2位)





(via 復活するピューマ | ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版公式サイト)
Steve Winter(スティーヴ・ウィンター)- 世界報道写真展2014(「自然」の部 組写真1位)





(via トランシルバニア 草香る丘陵 | ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版公式サイト)
トランシルバニアの農家の年収は、農業以外の仕事の収入を合わせても世帯当たり4000ユーロ(約52万円)程度だ。浴室のある家は半数にも満たない。車を買える余裕のある人が少ないため、馬の価格は高い。

 1947年から89年まで続いた共産主義政権の時代、トランシルバニアの人々はずっと牧草を刈り、家畜を飼って暮らしてきた。だが89年の末、革命によりニコラエ・チャウシェスクの政権が崩壊。集団農場は解体され、土地は以前の所有者に戻された。住民たちは、共産主義体制以前に営んでいた小規模農場の経営を再開したが、90年代半ば以降、こうした農場は衰退し始めた。高齢化が進んだためだ。

via Rena Effendi(レナ・エフェンディ)- 世界報道写真展2014(「観察肖像」の部 組写真3位)





“Westgate mall in Nairobi attacked by masked gunmen.”
(覆面の男たちが銃撃事件を起こしたナイロビのショッピングモール)
Tylar Hicks(タイラー・ヒックス)- 世界報道写真展2014(「スポットニュース」の部 組写真2位)
ピューリッツァー賞2014winner