Bi-Bo-6

Bi-Bo-6

記憶を記録 feat. 宇田川藍

FLAT 50

永作博美

「書くことで、いろんなことを解消している感じです。だけど日記とはちょっと違う。文章がつながっていてもいなくてもなんでもよくて、抽象的なことばっかり書いているから、たぶんほかの人が読んでもわからないはず。自分で読み返すことさえ意識していないですし。でもそうやって文字にして吐き出すと、すごくスッキリするんです」「こんな文章、私もわかんないよって思っていたんだけど、何年も経ってから紙切れを見つけたことがあって。そしたら、そのときどんなことが起きて、何を思って書いたのかが、全部わかったんです。私のすべてが、その言葉にきっちり乗っかっていたんですよね。今思えば書く方法を見つけたことは、私にとって重大な事件でした。これがなかったら、今こうしていられたかどうかもわからないくらい」

Salyu×Salyu

「私がまず衝撃を受けたのは、声というものの面白さですね。人間という生き物は本当に不思議で、『こんな声も出るんだ』『こんな歌い方もあるんだ』と思うことの連続でした。」「音楽の面白さって、もっとたくさんあるんです。リズム、メロディー、ハーモニーのあり方など。でも今の音楽シーンではわかりやすいものが求められているとみんなが思っていて、保守的で形骸化している。私はそれがすごく嫌です。ただし、ニーズに応えるのも大切。私が17歳から今まで歌を歌う活動をしてきたなかで、世の中に評価されてきた作品には、世の中と私のコンセンサスが取り合えたひとつの声の魅力がある。そうしたニーズを大切にして、スタンダードナンバーを歌うのがSalyuだとすると、Salyu×Salyuは新しい音楽を実験して提示していくための研究所=ラボです、言い換えると、Salyuはニーズに応える場所で、Salyu×Salyuは今の時代のなかで新しいニーズとなるような音楽を提案する場所。それを同時にできるのがアーティストだと思います。」