Bi-Bo-6

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記憶を記録 feat. 宇田川藍

NEWSWEEK '11 3.23

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2011年 3/23号 [雑誌]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2011年 3/23号 [雑誌]

「外国という「添加物」を含まない100%オーガニックの革命――素晴らしい概念だ。いかにも、トレンドに敏感で無知そのもののオバマ政権らしい。アメリカ独立戦争は「完全に有機的」だったか?勝敗を決したヨークタウンの戦いでは、米仏連合軍が活躍した。イギリスの名誉革命は?革命後、英国王の座についたウィリアム3世はオランダ出身だった。現実には、いい革命も悪い革命も、外国の助けなしで達成されることはめったにない。レーニンにはドイツという資金源があり、毛沢東にはソ連の武器があった。外国の支援がなければ、革命は失敗する。それどころか「革命」として歴史に刻まれる事態にも発展しない。」


バナナ(外見はアジア人だが中身はアメリカ人)

カナダ緑の党のエリザベス・メイ党首は活動歴40年の環境活動家。弁護士で文筆家でもあり、06年まで自然保護団体カナダ・シエラクラブの代表を務めた。

「80年代、90年代には、性差別と呼べるようなものは一切経験しなかった。でも現代のメディアでは、性差別と取れるような女性の取り上げ方が見られる。これは匿名で投稿できるオンラインメディアの登場と関係していると思う。男性についてもひどいコメントが書き込まれることはあるが、そうしたコメントに反応すると、ますます悪質で不快なコメントが返ってくる。」
「最近の政治は支持政党によって見解がはっきり分かれ、その対立は悪意に満ちている。やたらと戦闘的な男性ホルモンが動かす政治の世界は、女性にとって快適な場所ではない。それでも私は若者、とりわけ女性に政治参加を呼びかけている」

レナーテ・キュナスト

「―環境問題は女性がリーダーになるチャンスをもたらすだろうか?
 多くの国で女性は政治の最前線にはおらず、意思決定に関わっていない。大企業でもそうだ。だが日々の暮らしを切り盛りし、食や身近な生活環境と向き合っているのは女性たちだ。草の根レベルで環境問題に目を向けているのもそう。アフリカ、インド、中国、南アメリカなど多くの地域で、多くの女性が自分の住む場所の環境問題を意識している。彼女たちの解決法は植樹や、太陽熱を使った調理といった創造的なやり方だ。これは草の根からの変化とも、気候変動を目撃し、肌で感じた場所から始まる変化、とも言える。」

Cooking Up a Whole New Form of Art

What if Rembrandt made soup? Rirkrit Tiravanija challenges audiences by serving them dinner.
「ただしティラバーニャの「作品」はスープそのものではなく、スープを一緒に飲むことで生まれる人間関係だ。そこで重要な役割を果たすのは、「他人と食事をする私たち自身」だと、展覧会は歌っている。それによって「私たちの彫刻に対する考え方は消化器官まで」広がる」
重要なのは「予想を裏切り、日常性があること。つまり意外性」だ。
「ティラバーニャは、生活の中で最もアートらしくない場面を取り上げて、それが芸術館に飾る価値のあるアートだと提示することにした。」
ポップアートが大量生産という時代性を反映したように、ティラバーニャの作品は21世紀のサービス経済を捉えている。「人間関係が新たな商品になるのは当然の流れだった」と、ブリオーは言う。」


「私たちはみんな悪人になる可能性を持つ善人だ。同調圧力は強く恐ろしい。大多数の人間にとっては、より多くの同調圧力で対抗するのが一番だ。」