Bi-Bo-6

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記憶を記録 feat. 宇田川藍

metropolitana 世界に飛び出す! - by Odyddey

坂井「ポルトガル人もおもしろいですよ。スペインやイタリアの明るいラテン気質とは違って、割りと日本人に近いところがあるんです。少し保守的だったり、シャイだけれど、内側にすごく温かい気持ちを持っていたり。」


坂井「(今回の挑戦に対して、まわりの人々)とても喜んでくれました。特に母は、ミス・ユニバースがどうということよりも、私が何かをやろうという気持ちになった、その前向きな変化を尊重してくれています。私が迷ったり尻込みしそうになると「チャンスの神さまは前髪しかないのよ」と言って、背中を押してくれるんですよ。そうした周囲の応援も、世界へ向かって一歩踏み出すための大きな励みになっていますね。」


出張「僕は、人生においてもビジネスにおいても、「変化率の高いとき」が物事の一番面白いときだと思うんです。人生では、何度か大きな変化が起こるときがありますし、ひとつの会社のビジネスにおいても、もっと大きく言うと世界全体の仕組みでも大きく変化する歴史的な転換点があると思うんです。キャリアやビジネスにおいて、変化率の高いときが勝負の分かれ目だという気がします。そういうときにどれだけ頑張れるか、どれだけチャンスをつかめるか、ということが今後にも大きく影響するんじゃないかと。」


坂井「私はこれまでの25年間をごく普通に、でもいつも自分は幸せだなと思いながら過ごしてきて、その積み重ねがあったからこそ「外へ出てみたい」という気持ちになりました。そういう意味では、普段の生活をどれだけ心豊かに送れるかということが、その人のモチベーションを維持するための大切なポイントになるんじゃないかと思うんです。ですから多くの人に、普段の生活のなかにある"幸せ"に気付いてほしいですね。遠くにある目標ばかりを見つめるのではなく、いま手の届くところにある幸せや日々の生活をもっと大切にしてほしい、そういうことを伝えられるような女性になりたいと思います。特に女性は、そういう気持ちを持つことが、柔らかく暖かく、けれど力強さもある内面を築いていくことにつながるんじゃないかと思うんですよ。」
「世界大会は、まず大会前の3週間を各国のミスの方々と一緒に生活するところからスタートします。そこで生活態度やコミュニケーション能力などを見られるので、本当にもう自分をさらけ出す以外にないんですよね。リラックスしているときにも美しくあるためには自分という人間そのもののレベルを底上げしなければなりませんから、いまはそのための努力を続けているところです。」
「私は日本の女性には、生活の仕方や物腰が丁寧だったり、人への気遣いや心配りが自然にできたり、それでいて内面に力強い意志も持っていたり…といった独特の美しさがあると思うんです。」

「やっぱり家族や周囲の支えがあったのは、本当に大きな力になりました。どんなに才能があっても、才能を開花させることができる場所に出ないと、結局その芽を摘んでしまうことになります。父が僕のことを信頼していなかったら、『海外に行って来い』って自信を持って言えなかっただろうし、信じてもらえる力っていうのがすごく大きいですよね」
「フランスでは待っていると失うものが多いですね。日本だったらスーパーでレジの前に列ができるじゃないですか?こっちでその列に並んで待っていたら、一生会計できないですから(笑)。それが文化の差なんじゃないですか?警察だって安全だと思ったら、赤信号を進んでいく国です。つまり自分で考えて何が正しいか判断しろっていう感じなんです。」


★世界とつきあう3つのポイント
1.欲しいものは自分から求めて手に入れる
日本にいると自分が求めていなくてもいろいろなものが揃ってしまいがち。自分が何を欲しいかをはっきりさせて、常にそれを求めていかないと、さらにハングリーな選手(人間)には勝てない。
2.日本人である利点を積極的に生かす
日本人が少ない環境にいると、日本人という存在自体が武器に。その目立つ部分を利用してときには突飛でも注目される行動を。自分もヨーロッパ人の反応を常に楽しみながら頑張っている。
3.やればやるだけ結果がついてくる
自分の日々のトレーニング量は、150kmから多いときで200km。ひたすらペダルを踏んで7時間を超えることも。地道と思える練習でも、やればやるだけ結果がついてきて、評価を得られるもの。

「ぼくの場合、『飛び出す』というより"逃げ出す"に近い気持ちだったかもしれませんが」
「誰かに相談したり決めてもらうのではなく、自分で切り開いた先に必ず『答え』がある。それが初めてアメリカで過ごした間にぼくが学んだことでした」


★世界とつきあう3つのポイント
1.石橋を叩く「賢さ」より 飛び込む「愚かさ」を
インターネットで海外の情報も簡単に手に入る時代。知識ばかりで「賢く」なっても行動力が鈍るだけ。若さを武器に、周りに「愚か」と呼ばれても世界へ飛び出す勇気を持とう!
2.英語ができなくても、日本人とつるまない
孤独で心が折れそうなときは日本語で話したくなって当然。でもその居心地良さに浸ってしまうと日本を飛び出した意味がない。あいさつ程度でも、現地の言葉で話す努力を。
3.相手が言いたいことを察知する「超能力」を
会話力が乏しいうちは、相手の言いたいこと求めていることを五感をフル活用して知ろうとする。この能力は日本で仕事をするときも必ず役に立つ。しっかり磨いておこう。