Bi-Bo-6

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日常のあれこれ

☆ナショナリズム再考- 五百旗頭真

「成熟した国際認識の中で自己を相対化する能力を欠くと、自信と自負は容易に独善と傲慢へと変容する。」
「危機と苦境への対応がナショナリズムを伴うのは当然である。しかし今日のそれは、成功して頂点に登りつめた際の誇りが傷つき、その後は試みても試みても再起動しないことへの焦燥から絶望に似た想いを漂わせた「傷ついたナショナリズム」である。」