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日常のあれこれ

20170719

めざせキャッシュレス社会

個人的には、実生活で小銭を持ち歩くメリットを感じたことがない。それこそお店のキャンペーンとかでスクラッチを削るときくらいのものだ。小銭いらずで支払ってなおかつポイントが貯まるなんて、これ以上美味しい話はないんじゃないのかと思うのだが。

クレカ若しくは電子マネーでも良いのでとにかくもっとキャッシュレスに暮らせるようにして欲しい。そのためにはもちろん決済サービスのユーザーが増えることも重要だけど、加盟店の手数料が下がらなくてはだめだ。支払いや送金については、今の日本だと法律上の障壁も多くありそうだ。私はメルカリ事件*1で初めて「ショッピング枠の現金化」という文化を知ったのだけど、先日のCASHの件*2といい、お金にかかわるビジネスは非常にブラックな現実/社会とも向き合わざるをえないところがなんともシビア。

まあ日本でインフラとして浸透するのは相当大変だろうけど、法整備も含め、キャッシュレスへと移行するインセンティブはもっと用意しておいてもいいと思う。例えば、医療系レシートを全て電子化することで確定申告が楽になるとか。

ちなみにスウェーデンは北欧でも最もキャッシュレス化が進んでいるらしい。
キャッシュレス化した北欧の電子決済事情と旅行者への注意点

 

ロサンゼルスの億万長者、ホームレス補助のための税金支払い義務化か

https://jp.sputniknews.com/us/201606092279635/

個人所得が年間100万ドル以上の国民は1所得項目につき1%の追加課税対象となる予定。地元当局によると、税収は年間2億4300万ドル以上になる見込みで、ホームレスの生活の大幅改善が期待される。

このイニシアチブに関する投票は11月に開催される。調査によると、ロサンゼルスの住民の約80%が税を是認している。

今ロサンゼルス郡には約4万6000人のホームレスがいるという。

 BBCで取り挙げられていた話。税率を上げることを認め、人権的にも治安的な意味でも「是正」に向かおうとする意思。まずもってこういうことを「合理的」と言うんだと思います。アメリカの底力、市民力を見せられたなと思わせる記事。

 

3年過ぎたから見えてきたもの

今日は、1年半ぶりくらいのメンバーで夕食だった。

私からするとある種絶対王者といった存在感のある企業人ではあるので、本当にどんな小さな愚痴でも不思議なカルチャーでも、勉強になるというか、純粋に面白く感じるものだ。いずれもオフレコにつきブログに載せられる話などないのだが、それもまた会食の醍醐味。

 

夫婦で会社を起こして3年目*1ということで、今まではなかなか言葉にしきれなかった自社・事業のことも、今夜はなんだかすっきりと言葉にして話せるようになったと思う。聞く方からしたらどのくらい意味のある話だったかは定かではないけれど。。

ここ1年は得意分野(GIS)の開発案件に集中させてもらえたことと、その営業でも比較的ハンドリングできていること、あとは総務・経理の業務を社労士や税理士にきちんと引き継ぎ完了できたことで、本当によい環境におかせてもらっている。これについては社長もとい夫には感謝してもしきれないくらいのことだ。リソースとは人・モノ・カネ・情報、とはよく言うものだが、総合的にいうなら「環境」の一言に尽きる。良いときは「環境が良いんだ」の一言で済むものだし、そうではないと「人が~、モノが~、カネが~、情報が~」と何かしら不満のはけ口を探してしまうものである。適度な外的プレッシャー(競合他社の動向など)は自分らの視野を広げるためにも必要だと思うので、あまり近視眼的にならず、それでも楽観的にこの環境を謳歌しながら仕事を続けていきたいなと素直に思えた夜だった。

 

思えば、去年は1年間ずっとプレッシャーに背中を蹴られ続けて仕事をしてきた。今でこそ笑って話すことができるけど、特に秋冬の期間においては湯船につかりながら張り詰めた気が解けて泣き出してしまうこともしばしば。まさに私の悪い癖であるインプット過多、アウトプット過少(内的プレッシャー)な状態が長らく続き、動脈硬化のごとく詰まってしまった思考回路そのものを、涙でなんとかきれいに洗い流して綺麗にしようとしているようなものだった。

そんな状況が続いて、プロダクト(iOSアプリ、Webアプリ)がやっと5月にリリースされ、6月に本格的な営業が動き、7月にテレビの取材含めお客さんからの良い反応に触れることができ、心身ともにやっと安心・安定することが出来たのかもしれない。

 

怪盗はあざやかに獲物を盗み出す 創造的な芸術家だが、

探偵はその跡を見てなんくせつける ただの批評家に過ぎないんだぜ?

 とはおなじみ怪盗キッド*2のセリフだが、やはり、自分がハンドルを持つ側でありたいとは強く思う。でもそのハンドルが必要以上に肥大化したり、自己を投影しすぎないようにするバランス感覚がなによりも腕の見せどころ。ゆっくりじっくり、されど確かに。

 

本日のお食事

4年ぶりとか…… (@ Bistrot 13区 in Meguro, Tokyo) https://t.co/kKt6G4wL3G

bistrot13区 中目黒

まさかの前職オフィスのそばという大失態チョイスでしたが、とても良い雰囲気のお店です。アラカルトをたくさん頼んだけど値段も手頃に収まったかな。「ラム挽肉とじゃが芋のグラタン」が美味しかった。野菜も◎。但、全席喫煙可とのことで、嫌煙家の方はお気をつけ下さい。

*1:夫は前の屋号から数えるともう6~7年独立してやってますが

*2:名探偵コナンより。元の出典は『ブラウン神父の童心』とのこと。

ジオマーケティング戦略 - 酒井嘉昭

 

 Geodemo MAP

ジオデモグラフィックデータの詳細が分かる良著。

絵をかける人はいいなあ。